海部・知多の
クリニック開業事情

半田市は愛知県の尾張地方にあり、知多半島の中央部に位置している市です。
人口は2015年現在、116,908人となっています。
2045年の将来推計人口は、0-14歳・15-39歳・40-64歳・65歳以上とどの年代も減少傾向にありますが、後期高齢者と呼ばれる75歳以上の人口が上昇しています。
医療施設数としては、合計で71箇所であることから、全国平均値よりも少ない水準と言えます。
しかしながら、小児科や眼科は全国平均値よりも高いことから、これらの診療科は競争率の激しい地域と言えます。（2021年11月現在）

知多市は、愛知県の知多半島北西部に位置する市で、人口は2015年時点で84,617人です。
2045年の将来推計人口では、0-14歳・15-39歳・40-64歳・75歳以上の年代で人口減少が見られ、65歳以上は若干の増加が予想されています。
医療施設数は合計で37箇所あり、全国平均を下回る数値となっています。
知多市も小児科の施設数が全国平均より高く、競争率が激しい地域と言えるでしょう。
それ以外の診療科は全国平均よりも下回っているため、開業の余地があると言えます。（2021年11月現在）

あま市は、愛知県北部に位置する、尾張地方に含まれた市です。
人口は2015年の時点で86,898人となっています。
将来推計人口は、2045年には15-39歳・40-64歳・65歳以上・75歳以上と減少傾向になりますが、0-14歳は増加の見込みがあるとされています。
医療施設は46箇所となっており、いずれも全国平均を下回っていますが、小児科や皮膚科が全国平均を上回る数値になります。
産婦人科は1件と少ないため、得意としている診療科の医師におすすめの開業エリアと言えます。
（2021年11月現在）

参照元：国立社会保障・人口問題研究所（2018年3月推計）