クリニックを開業できたからといって、安心してはいけません。
クリニックを長く継続させていくためには、経営をしていく必要があります。
このページでは、クリニック開業後に必要なことについて詳しく解説しています。
クリニック開業後に必要な運営・改善方法を学び、長期的な成功を目指す指針が得られます。
クリニック開業後に必要なこととして、まずは職員の教育や研修が必要になります。
クリニックでの職員教育のポイントとして、クリニックの理念や院内ルールの周知はもちろん、業務の見える化や目標設定をさせるなど、働きやすい環境を整えるのが院長の役割の1つでもあります。
また、スムーズな連携のために開設の2〜3週間前にはしっかりと職員の研修をおこないましょう。
この時、マナーなどの研修もおこなうことで、病院のイメージアップも図れます。
実際に診療を開始し、肝となるのが開院してから3ヶ月と言われています。
その間に受診する患者はほとんどが新患となり、その時の印象で次回も受診してくれるのか、周りの人に広めてくれるのかが決まります。
この時に感じた見えない不満を見える化し、改善に繋げることが非常に重要になります。
見えない不満を見える化するツールとして、アンケート調査を導入することをおすすめします。
中には辛辣な意見もあるとは思いますが、真摯に向き合い改善することで、前向きに医院の向上に努めているクリニックだという印象を与えることができます。
開業医として実際に勤務を始めると、気になるのは税金の話。
開業医の節税対策としては、2種類が挙げられます。
1つ目は、課税所得を減らすこと。必要な経費を漏らさず計上して申告することで、課税所得を減らすことができ、節税対策になります。
2つ目は、クリニックを医療法人化することで税率を下げるといった方法です。会計や事務処理が複雑になるといったデメリットはありますが、年間1.800万円以上の儲けがあるクリニックでは、所得税率が40%を超えてくるため、医療法人化をすることで大幅に節税することができるかもしれません。
参照元:クリニック開業navi(https://clinickaigyo-navi.com/column/when-clinic-corp-standard/)
クリニックにとって大きな問題となるのは、継続的に患者が受診してくれるクリニックであることです。
そのため、マーケティング施策を練ることは非常に重要になります。
集患のポイントとして、患者が受診に至る「認知・試行・継続・紹介」のプロセスを踏まえて行動していくと良いでしょう。
認知してもらうためにはまず、開院前にポスティングチラシを配布することや、看板で知ってもらうことが大切になります。
また、患者が「行ってみよう!」と思えるように、院内の様子や診療日・診療時間がわかるようなホームページを作成しておきましょう。多くの患者がホームページや口コミを見て、クリニックを判断しています。
実際に受診してみて、待遇や待ち時間、治療への満足度や納得度により、リピートするかどうかを判断します。
そして、良ければ自分の周りの人にも紹介するといった構図になります。
このような点を踏まえて、行ってみたくなるようなクリニック・また行きたくなるようなクリニックを目指していきましょう。
ウィルウェル
総合メディカル
東海企画設計
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